Déesse de la lune

症状について知る

更年期障害とは？

更年期障害とは、更年期に相当する時期にあらわれる様々な症状を総称したものです。

主な原因はなに？

卵巣の機能が低下することに伴って、エストロゲン（女性ホルモン）の分泌が減少します。すると、エストロゲン（女性ホルモン）が低下したことを脳の視床下部や下垂体は、女性ホルモンを出すように指令を出します。

ただ、加齢に伴って卵巣機能が低下している場合は、女性ホルモンの分泌がどんどん増えるわけではないので、視床下部が働き続けようとします。

視床下部は自律神経のコントロールにも関わっているため、働きすぎると自律神経のバランスが悪くなります。そして、自律神経失調症状と呼ばれる症状が現れます。

更年期障害の症状とは？

個人差はありますが、多くの割合の女性が、更年期に伴う自律神経の失調症状を経験しています。

のぼせ（ホットフラッシュ）や発汗、冷え、動悸、などの“血管運動神経症状”と呼ばれるものが有名です。それ以外には、心臓や肺には異常がないのに胸が痛くなったり息苦しくなったりする、疲れやすい、頭痛や肩こり、めまいなどの症状があります。

女性ホルモンの低下にともなって、血圧が高くなる、コレステロール値が上がる、骨粗しょう症が進む、などの症状が出ることがあります。

メンタル面のお悩みとしてよく見られるのは、些細なことでイライラするなどの情緒の不安定さと、気持ちが落ちたり意欲が低下したりする抑うつ症状です。それ以外にも、不安になりやすい、記憶力や集中力が低下する、などで困っている方もいます。